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やっちゃれエコライフ!
一般用チェックシート二酸化炭素排出根拠
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二酸化炭素排出係数は福岡県環境家計簿より引用しています。
各項目は少数のサンプルでも平均値に近くなるように少なめに設定しています。
例えば項目2のテレビを見なかったは、5分でも10分でも消していただければ
丸をつけていただいて結構です。(1g未満は四捨五入)
項目1 冷蔵庫のとびらは、すぐ閉めた。(3g)
省エネルギーセンターの省エネ大辞典によると、開放時間を20秒間の場合と、
10秒間の場合との比較で年間で電気6.13kWhの省エネになるとの事から、
5秒間短縮したとして、電気1kWhを使用する際に排出される二酸化炭素量は、
0.36kgであることから、
6.10kWh ÷ (10秒 ÷ 5秒) ÷ 365日 × 0.36 = 3g
項目2 他の用事をするときは、テレビを消した。(16g)
省エネルギーセンターの省エネ大辞典によると、 25インチブラウン管テレビを
1日1時間見なかったら年間で31.86kwhの省エネとの事から、30分間テレビを
使用しなかったり、見なかったとして、
31.86kwh ÷ (60分 ÷ 30分) ÷ 365 × 0.36 = 16g
項目3 電化製品を使わない時は、主電源を切るかプラグをぬいた。(20g)
1日24時間つなぎっぱなしの状態である機器(待機電力はそれぞれ、携帯電話充電器0.8W、
エアコン4W、パソコン2.3W)のプラグを、コンセントから抜く場合で考える。1日当りの使用時間を、
携帯電話充電器1時間、エアコンはまだ使用していない時期と考えて 0時間、パソコン2時間とし、
充電器だけのプラグをぬいて○を付けた場合の矛盾を避けるため、これらの待機電力の平均値を計算した。
(0.8W×23時間+4W×24時間+2.3W×22時間) ÷ 3 × 0.36 = 20g
項目4 誰も居ない部屋は、明かりを消した。(4g)
部屋を30w、トイレなどを15wの蛍光灯の照明を30分消したと計算。
(30w +15w ) ÷ 2 ÷ (60分 ÷ 30分) × 0.36 = 4g
項目5 いつもより家族みんなで早く寝た。(21g)
30分早く寝たとして、テレビ、30wの照明が消されたと考え、項目2と30wの照明分を合算。
16g + 30w ÷ (60分 ÷ 30分) × 0.36 = 21g
項目6 調理の時など、お湯を沸かすとき強火にしなかった。(19g)
西部ガスのホームページによると、お湯を沸かすとき、
中火と弱火との比較でガス代は年間最大で
8.2m3、1,467円節約できることから、中火と強火に置き換えて、
その使用量の差から算出。
ガス代 ・・・ 1,467円 ÷ 8.2m3 = 約 179円/m3
ガス代から中火と強火に置き換え、ガス使用量を算出、
強火のとき 6円 ÷ 179円 = 0.033m3
中火のとき 5.4円 ÷ 179円 = 0.030m3
使用量差は、 0.033 - 0.03 = 0.003m3
この差に都市ガスの排出係数を掛けると、
0.003m3 × 2.1 = 0.0063kg
1日3回お湯を沸かすと想定し、
6.3g × 3 = 19g
項目7 お風呂はさめないうちに、みんなで続けて入った。(64g)
西部ガスのホームページによると、ふたをしないで、そのままにしておくと
、2時間で2.7℃湯温が下がり、200リットルの浴槽のお湯を2.7℃追いたきすると、
1日1回として年に22.4m3の都市ガスを使用するとのこと。
しかし、ふたを2時間もしないとか、200リットルの浴槽の大きさも考慮して22.4m3の半分と想定
、都市ガス1m3使用によるCO2排出量2.1kgとのことから、
22.4m3 ÷ 2 ÷ 365 × 2.1 = 64g
項目8 シャワーのお湯は、出しっぱなしにしないで、こまめに止めた。(38g)
西部ガスのホームページによると、シャワーのお湯を1日1分12リットル使わないと
年間12.1m3の都市ガスの省エネとのことから、半分の6リットル分のお湯の都市ガス分と6リットルの
水を使わなかったとし、水1m3を送水する時に排出される二酸化炭素の量が0.58kgであることから、
(12.1m3 ÷ (12÷6) ÷ 365 × 2.1 ) + (0.006m3× 0.58) = 38g
項目9 洗い物や、歯みがきのとき、水を流しっぱなしにしなかった。(3g)
1日1分間6リットルの水を流しっぱなしにしなかったとして、
水1m3を送水する時に排出される二酸化炭素の量が0.58kgであることから、
0.006m3 × 0.58kg = 3g
項目10 買い物の時、レジ袋はもらわなかった。(16g)
環境省のホームページによると、1枚10gのレジ袋が製造時に30g、焼却時に31gの二酸化炭素を排出するとの事から、
1日1枚5gのレジ袋をもらわなかったとし、焼却時だけを計算。
31g ÷ (10g ÷ 5g) = 16g
項目11 割り箸を使わなかった。(3g)
1日1膳4gの割り箸を使わなかったとし、その4gのゴミをへらしたとし、ゴミ1kgを焼却した時の二酸化炭素排出量は
0.84kgであることから、
4g × 0.84 = 3g
項目12 市のゴミ出しルールにしたがって燃えるゴミと廃プラを分別した。(105g)
平成18年度の中間市民一人当りが排出したゴミは年間339kg。(事業系ゴミも含む)
そのうちの10%が廃プラと考え、
339kg÷365日×10%=93g
毎日、93gの廃プラを燃えるゴミとして出していたと考え、
この93gの半分を燃えるゴミとして出さず、リサイクルしたとして、
廃プラのCO2排出係数が2.6であることから、
93g÷2×2.6=121g
上記の説明はやっちゃれエコライフ!2007時の121gの解説で、
2012では、平成22年度の数値で算出。
項目13 過剰包装でないものを買った。(48g)
平成16年版環境白書によると、国民一人当たり1日に1.1kgのゴミを排出。このうち生活系ゴミが約で67%で、
その7.1%が容器包装の紙、10.3%が容器包装のプラスチックのゴミとのことから、それぞれ20%が過剰包装と仮定し、
その紙については燃えるゴミから減ったと考え、プラスチックのゴミの分については、項目9の廃プラの数値を計算。
1.1kg×67%×7.1%×20%×0.84=9g(紙の分)
1.1kg×67%×10.3%×20%×2・6=39g(廃プラの分)
9g+39g=48g
項目14 エコ商品やリサイクル品を使った。(トイレットペーパーなど)(12g)
製紙会社のホームページによると、木材から1トンの紙を作る場合のCO2排出量は0.98トン。古紙を利用して再生紙を作る場合、
古紙配合率が1%増加でエネルギー消費増によるCO2排出量は
0.54%増加するとのこと。また、ホームページ
「ミニマムでいこう!」より引用すると、紙の原料であるセルロースに含まれるCO2は紙100g当り、147gとのこと。
このことから、紙100gを燃やして、新しく紙100gを作った場合のCO2排出量は、
147g + 98g = 245g
一方、古紙100グラムから再生紙100gを作った場合のCO2排出量は、
98g×(0.54×100+100)% = 151g
再生紙を使うことにより差し引き94gのCO2を減らしたことになり、これを1gあたりに換算すると、
94 ÷100=約0.9g
50センチ(6.5g)の長さのトイレットペーパーを男女1日平均2回使用したとして計算。
0.9g×6.5×2=12g
この試算は、上記のホームページにもあるように木を切りっぱなしで、後、植えないと考えた場合です。
逆に、紙を作った分、木を植えていれば、再生紙製造の方が消費するエネルギーが、
多く、環境にやさしくないといえますが、実際には世界的に見ても、
植林は進んでないようですので、この項目は、資源を大事にしようと言う意味で、設定しています。
項目15 ぬれた手や汚れを拭くときペーパータオルやティッシュペーパーを使わなかった。(2g)
ティッシュ1枚の重さは0.65g 一人毎日3枚使うと想定し、その分のゴミを減らしたと考える。
ティッシュの代わりの台拭きや、お絞りの洗濯時のエネルギー消費は毎日の洗濯物と一緒に洗うと考え、無視する。
0.65g×3枚×0.84=2g
項目16 車やバイクを使わずに、徒歩・自転車・バス・電車を利用した。(153g)
大人の歩く速度を時速4kmとし、片道5分、往復10分歩いたとして、その距離をリッター10kmの車で走行し、
ガソリンを使用したと考え、ガソリンを1リッター消費して排出される二酸化炭素の量が2.3kgであることから、
4km × 10分 ÷ 60分 ÷ 10km × 2.3kg = 153g
項目17 ご飯やおかずを、残さず食べた。(8g)
ご飯やおかずを1日10g残さず、ゴミにしなかったとして、
10g × 0.84 = 8g
項目18 冷蔵庫の中の食品の消費・賞味期限や在庫をチェックしている。(86g)
H28年3月 食品ロス研究会 FRC報告資料から、食品ロス1t当たりのCO2削減量1.4tの
ことから、食品ロス1g当たりCO2削減量1.4g。
1、中間市家庭ごみ排出量(資源ごみ除く)約520g/日・人
(県内市町村 中間市分 リサイクル総研調べ、事業系一般廃棄物除く)
2、家庭ごみ中の燃えるごみ中の厨芥類、約50%
(H28年1市4町 ごみ質調査結果から)
3、家庭ごみ中のもえるごみ比率、約95%
(H28年中間市実績、ビン缶資源ごみ除く)
4、厨芥類中の賞味、消費期限品比率、約25%
(一般的数値、今後の実績見て要修正)
したがって中間市食品ロス削減に伴う一人当たりCO2削減概算は、
1、(520g)×2、(50%)×3、(95%)×4、(25%)×1.4g=86g
なかまの環境を良くする会